令和3年12月

「特定健康診査」、「後期高齢者医療健康診査」を受けさせていただいている時に「心電図」を撮っていただいてないことに気づき、受付の看護師らしき女性にどうして今年は「心電図」を撮らなかったのかをお聞きしました。返ってきた答えは「診察した先生の判断でこの人は心電図はいらないと判断すれば心電図は撮らない」とのことでした。思い返すと、その先生は私の胸に聴診器を当て、恥ずかしがり屋なのか、私の顔を一度もご覧にならなかったのです。
後日、市役所にお電話しまして、担当の方にこの度の心電図を撮らなかった件について、「私は高齢者ほど、いつ何が起きるか分からないので、是非必要だと思います。」と申し上げました。すると、「法律ではこのようになっています。」と国会での答弁のような法律で理論武装したような答えが返ってきました。
それなら昨年はどうして心電図を撮り、今年は撮らなかったのという疑問が残ります。確かに法律ではそうかもしれませんが、何が一番大事なことかを考えるべきではないかと思います。
私の心に残ったものは「無機質」という言葉でした。
市長はこの件をどのようにお考えになられますか。

初めに、市職員の電話での対応は極めて事務的であり、寄り添う気持ちが欠けていました。この点については、深くお詫び申し上げます。市職員には、相手の立場に立って考え、懇切丁寧に対応するよう指導します。
特定健康診査等については、生活習慣病予防を重視し実施しているものであることから、心電図検査は基本健診項目として含まれていません。しかしながら、市で実施する特定健康診査等では、市の独自基準を設けて、医師が「検査の必要がある」と判断した方には、心電図検査を受けていただけるようにしています。この基準に照らし合わせた結果、今年度は、心電図検査が行われなかったと思われますが、一方で診察時に現在の自覚症状や既往歴等の聞き取りがされていれば、心電図検査に関して医師と双方で確認ができたのではないかとも感じています。このことに関しては、医療機関に丁寧な説明と対応に努めていただくよう伝えるとともに、市としても、市民一人ひとりの気持ちに寄り添った市政運営ができるよう努めてまいります。
（令和3年12月24日－受付番号第102号）担当課：健康課

市内の介護サービス事業所のショートステイを利用していた家族の者です。
ショートステイ利用日に施設到着後、予約した個室の部屋になかなか通されなかったため、母が職員に「まだ部屋には行けませんか？」と何回か聞いたようですが、職員は、「今、掃除しています。」と返答されたので、廊下の椅子で待っていました。昼食後もなかなか部屋に通されませんでした。
翌日も昼食後、自分の部屋には一度も戻れず、その日、帰る時間17時までホールや廊下の椅子で過ごしました。
このような対応を施設に確認すると、「土曜日や日曜日は混んでいるので、個室の部屋に2人予約を入れることもある。その時は優先順位で体調の悪い人を優先するために、体調の悪い人が部屋を使用した。このような対応はショートステイ契約の時に説明しました。」と言われました。
個室の部屋に2人予約して、このような対応をしているならば、事故があってからでは遅いし、利用する人が安全安心に利用したいですし、預ける家族としても心配です。

お手紙をいただきまして、早速、施設に職員を訪問させ、ヒアリングをしてきたところです。施設から直接お話を伺った中では、ショートステイをご利用の際の説明や体調への配慮などが不十分であったことで、ご期待に添うサービスができずに、ご不快な思いをさせてしまったのではないかと考えています。
高齢化社会の中で、市内にも多くの介護サービス事業所がありますので、高齢者の方々が気持ちよく、そして安全・安心に介護サービスをご利用いただけるよう、引き続き、必要な指導等をきめ細やかに行ってまいりたいと考えています。
（令和3年12月28日－受付番号第106号）担当課：高齢者支援課