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【考古編】第2問の答え

[2020年5月25日]

 前田耕地遺跡

  前田耕地遺跡では、発見当時、13,000年前の日本最古の縄文時代草創期の住居跡がはじめて発見されました。

  近年の炭素年代測定の研究で、年代が15,500年前のもであることがわかりました。

  出土遺物は一括で国の重要文化財に指定されています。


     今から、15,500年前の縄文時代草創期の住居址2棟とともに、石器作りの場と考えられる石器集中部が6か所発見され、河原に豊富にある良質のチャートなどを石材とした2,246点におよぶ石槍とその未完成品、50万点を超える数の剥片が出土しました。さらに、サケ科魚類の歯7,000点とともに、クマなどの哺乳類の骨が発見され、日本列島における最古の河川漁撈活動を示す考古資料となっています。
  1990.06.29(平成2.06.29)に出土遺物が一括で、国の重要文化財に指定され、多摩市にある東京都埋蔵文化財センターに保存収蔵されています。

  なお、縄文時代草創期の最古の遺跡は、青森県の「大平山元1遺跡(おおだいやまもといちいせき」で、今から16,500年前の日本最古お縄文時代草創期の遺跡とされています。

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