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あしあと

    第29回あきる野市「家庭の日」推進事業 絵画・作文・ポスター入賞作品

    • [初版公開日:]
    • [更新日:]
    • ID:18102

    令和6年度入賞作品

    各部門の入賞作品をご紹介します。

    なお、掲載スペースの関係で、小学生の部作文は最優秀賞のみ掲載します。

    幼児の部 絵画

    ◎最優秀賞

    家庭の日 絵画 最優秀賞

    ◎竹本 美雨 さん  「お庭で流しそーめん」

    〇優秀賞

    家庭の日 絵画 優秀賞

    ◎萩原 誠大 さん  「川あそび」

    家庭の日 絵画 優秀賞

    ◎大沢 亮斗 さん  「ママのおなかのなかにいたころだよ」

    家庭の日 絵画 優秀賞

    ◎服部 彩永 さん  「よるまでいるおまつりにいった。」

    家庭の日 絵画 優秀賞

    ◎中司 優菜 さん  「なつやすみのおもいで「ゲームセンターでプーさんを取っているところ」」

    小学生低学年の部 作文

    ◎最優秀賞  野口 美愛 さん 「わたしの夏休み」

     この夏休み、すごく悲しいでき事と、うれしいでき事がありました。悲しいでき事は、おばあちゃんの体の中に、わるいびょう気がみつかって、しゅじゅつをすることになってみんなで会いに行ったりしました。しゅじゅつが終わって、元気になったおばあちゃんに会えると思ったけれど、すぐにはおばあちゃんに会えなかったのも悲しかったです。わたしのおばあちゃんは、いつもニコニコわらっていて、りょうりが上手で、いつもやさしいおばあちゃんです。わたしが一番大すきなりょうりは、切りぼし大こんです。お母さんの切りぼし大こんも、おいしいけれど、おばあちゃんの作った切りぼし大こんが大すきです。おばあちゃんがびょう気になって、しゅじゅつをして、たいへんだったけれど、うれしい事もありました。おばあちゃんのびょう気がなおらなくて、お母さんが、びょういんに、とまるってなった時に、いつもはお母さんといっしょに、ねていたけれど、ひとりでねることになって、こわくてさみしいなって思っていたら、お兄ちゃんが、

    「いっしょにねようか。」

    と、言ってくれて、お兄ちゃんとお姉ちゃんと、三人でねてくれたのが、うれしかったです。次の日、お父さんがしごとで、お母さんも、お家にいなかったけれど、お兄ちゃんとお姉ちゃんが、いっしょにいてくれたから、さみしくなかったです。わたしが、おばあちゃんに会えたのは、おばあちゃんが死んじゃう前で、今までのニコニコした、おばあちゃんじゃなくて、きかいがいっぱいついていたから、どうようして、ずっと止まっていたけれど、お母さんとお父さんがないていたからだんだん悲しくなって、ずっとおばあちゃんの手をにぎっていました。0になった時に、おいしゃさんが来て、おばあちゃんが死んじゃったって、わかって、とても悲しかったです。びょうしつでは大きな声でなけないから、お外で、いっぱいなきました。その夜も、お兄ちゃん、お姉ちゃんは、いっしょに、ねてくれました。すごく心強くて、うれしかったです。

     この夏休み、悲しいこと、うれしいことがあったけど、お兄ちゃん、お姉ちゃんと、いっしょにいたことが多かったので、よかったです。

    小学生高学年の部 作文

    ◎最優秀賞  薄羽 優芽 さん 「家族が一緒にいられること」

     私は、この夏、「家族」について考える機会があった。それは、日本で起こった戦争について興味を持ったからだ。昔、日本が原爆を落とされたこと、戦争に負けたことは知っていたが、今回、戦争について書かれた本をいろいろと読んでみると、日本にこんな時代があったのか、と驚くことばかりだった。一瞬で焼けた町、皮ふが垂れ下がったまま歩く人々、真っ黒になった赤ちゃんを抱くお母さん─。これは全て、七十九年前の日本で本当に起こったことだ。
     夏休みのある日、あきる野市役所で開かれていた平和パネル展に行った。あきる野市は昔、農村地帯だったため大きな空襲を受けることはなかったが、五日市線が襲撃されたり、駅に爆弾が落とされたそうだ。子ども達も勤労奉仕に動員されたりと、今の私たちには考えられないような生活だったことが分かった。でも、そんな中でも写真に映る子ども達の笑顔は輝いていて、何だか安心した気持ちになった。
     召集令状を受けた家族を戦争に送り出す時の気持ちはどうだったのだろう。「お父さん、行かないで。」と泣いたのだろうか、と私は写真を見ながら考えていた。朝、起きたら家族がいて、それぞれが会社や学校に行き、また一つの家に帰ってくる。こんな当たり前の毎日がこの時代にはなかったのだ。毎日、お父さんが「ただいま。」と帰ってくることが実は奇跡的なことなのか、と私は思った。
     今の日本は平和で安全な国だ。私の祖父母も戦後生まれだから、私は戦争体験を実際に聞いたことはなかった。でも、今回本を読んだり、平和パネル展でもらった「戦争体験」の記録を読み、その時代のこと、戦争を体験した人たちの気持ちを知ることができた。みんな戦争のせいで家族や大切な人を失っていた。そして、「戦争は絶対にしてはいけない。」と書いていた。それなのに、世界では今日も戦争をしている。私はニュースを見る度に思う。戦争はいつまで続くのだろうか。戦争は一言で言えば殺し合い。みんなが傷つき、悲しむだけなのに…だからもっと一人一人がかけがえのない家族や大切な人のことを考えることができたなら、何か別の解決策を見つけることができるのではないか。
     八月六日、私は広島の平和記念式典をテレビでみた。子ども代表として、たくさんの人達の前で「平和の誓い」を述べた六年生の二人の姿は堂々としていてすてきだった。戦争を知らない私たちの世代、そして未来の子ども達へ日本の平和をつないでいくことが大切なのだと思った。
     私は、九月に初めて広島へ行く。七十九年前に起こったことを自分の目でしっかり見て、そして考えたいと思う。
     家族が一緒にいられるということを。

    中学生の部 ポスター

    ◎最優秀賞

    家庭の日 ポスター 最優秀賞

    ◎茂木 みら さん 「思い出は写真の中にいっぱい」

    〇優秀賞

    家庭の日 ポスター 優秀賞

    ◎武田 音奏 さん 「あきる野市 家庭の日」

    お問い合わせ

    あきる野市役所教育部生涯学習推進課

    電話: 代表042-558-1111 生涯学習係 内線3011/文化財係(五日市郷土館) 042-596-4069/公民館係 042-559-1221

    ファクス: 生涯学習係 042-558-1560/文化財係 042-596-1252/公民館係 042-559-1227

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