第27回あきる野市「家庭の日」推進事業 絵画・作文・ポスター入賞作品
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令和4年度入賞作品
幼児の部(絵画)
◎最優秀賞

◎木村 芽生 さん 「デイキャンプでお友達と花火」
○優秀賞

○新井 菜月 さん 「いとこのおねえちゃんのけっこんしき」

○江原 結斗 さん 「みんなでチンアナゴみたよ」

○大泉 弘樹 さん 「スイカ、ぼくのおにいちゃんだけがわれたよ!」

○鈴木 羚仁 さん 「花木園でかぶと虫を捕った絵」

○山田 咲奈 さん 「みんなでさんりおぴゅーろらんどにいったよ」

○後藤 結依 さん 「サイエンスドームにいったよ!」

○大北 姫詩 さん 「家族で誕生日会の準備」

○秋山 聖奈 さん 「キャンプファイヤー」
中学生の部(ポスター)
◎最優秀賞

◎瀧嶋 咲衣 さん 「この時間が宝物」
○優秀賞

○須﨑 実 さん 「作ろう 大事な思い出」

○岡田 美空 さん 「家族って 「あたたかい」」
小学生低学年の部(作文)
◎最優秀賞 上原 隆人さん 「運動が苦手だったぼく」
体育の授業になると気持ちがゆううつになる。なぜならぼくはあまり足が速くないし、ボールもうまく投げられない。運動会の50m走では、5人中いつも3位。夏のプールは一番最悪だ。水の中で目も開けられない。とにかく運動が苦手で自分に自信がないのだ。幼稚園の時、プールで記憶を失って気が付いたら先生二人に助けられていた。その事が頭に残りプールが一番嫌いだ。授業でプールがある日は、寒くなれと願ってしまう。
こんなモヤモヤした気持ちをお父さんに相談してみた。そしたらニコニコしながらぼくの気持ちを聞いてくれた。張り切ったお父さんは、あきる野市で運動が出来る習い事を調べだしたのだ。ぼくはそうじゃないのになぁともっとテンションが下がっていった。体験で運動クラブにお父さんが無理やり連れていった。案の定、輪の中に入れずぼくは泣いて帰ってきた。お父さんは頭をかかえて悩んでいた。その時、ぼくの思っている気持ちを伝えてみた。「ぼくは基本ができていない。だからまわりの友達についていけないし、比べられるのが嫌なんだ。」と思いっきり言葉をぶつけた。そしたらお父さんが「そうだったのかぁ。わかったよ。」とうなづいてぼくの気持ちを理解してくれた。なんだかスーっと気持ちが楽になった。「お父さんと二人で運動したい!」と言ってみた。お父さんだったらぼくの実力がわかってくれるし、今何が出来ないのか、どうしたら出来るようになるのか一緒に考えてくれるからだ。
それで早速、ストレッチやトレーニングの本を買って運動の基本を教えてくれた。家族みんなでぼくにアドバイスをしてくれコツコツ毎日頑張れた。走り方のコツを話し合って実践してみた。思いっきりうでを振りつま先で跳ねるように走ってみた。なんだかバネ人間みたいな走り方で楽しく走れた。練習すると前より早いタイムになって嬉しかった。プールでは、水中で目を開けるところから始めた。次は鼻から息を出す。水中で息を10秒止めてみた。何だか少しずつだけど出来なかったことが出来るようになった。今まで感じた事がない不思議な気持ちだ。
お父さんに「ストレッチとトレーニングしよう」と自ら言うようになっていた。少しずつ自信がついているのに気が付いた。それは学校の体育やプールの授業で前よりも出来る自分を想像するようになったからだ。友達に比べたらまだ出来ないけど昨日の自分より前に進めた。ぼくは思いきって自分の苦手な事、悩んでいる事を家族に相談して良かったと思う。家族は、ぼくの事を考え一緒に歩み寄ってくれたからだ。大きくふくらんだ不安な気持ちが少しずつ小さくなり気持ちの変化が起きていることに気が付いた。嬉しかった。早く体育の授業始まらないかなぁ。
小学生高学年の部(作文)
◎最優秀賞 田中 健翔 さん 「赤ちゃんのたん生」
七月十六日土曜日、ぼくは妹二人と一緒におばあちゃんの家にとまりました。なぜかというと、お母さんのじんつうが始まってお母さんが病院まで行くことになったからです。
じんつうは赤ちゃんが生まれてくる合図です。最初はたえられるいたみのようでしたが、時間がたつにつれいたみが増していったようで、立っているのもつらそうでした。ぼくはお母さんのこしを強く押してあげました。すると、いたみが少し和らぐようでした。お母さんのいたそうなすがたを見て、ぼくはとても心配しました。
お母さんが病院に行って三時間くらいたちました。お父さんから赤ちゃんが生まれたという連絡が来ました。送られてきた動画をみんなで見ました。
「オギャーオギャーオギャー。」
と顔を真っ赤にして赤ちゃんが泣いていました。すごくかわいかったのでその動画を何回もくり返して見ました。無事に赤ちゃんが生まれたのでぼくは安心しました。
赤ちゃんが生まれてから四日後、お母さんと赤ちゃんが退院しました。ぼくは学校が終わると急いで家に帰りました。初めて赤ちゃんに会いました。かみの毛がふさふさなぼくの弟です。だっこをしてみるとものすごく軽くて小さかったです。きんちょうしてぼくの手はふるえていました。つい数日前までお母さんのおなかにいたと思うとすごく不思議な気持ちになりました。
赤ちゃんと一緒にすごしてみて気づいたことが三つあります。一つ目は、赤ちゃんのうんちはくさいと思っていたけれどくさくなかったことです。なぜくさくないかというと、赤ちゃんは母乳しか飲んでいないので、くさくはないとお母さんに教えてもらいました。二つ目は、だっこをすればすぐねるものだと思っていたけれどそうではないということです。ぼくの弟はだっこする人やだっこの仕方が気に入ったものではないとなかなかねてくれません。なので家族で交かんをしながらだっこをする時があります。三つ目は、泣き方には種類があるということです。おむつをかえてほしい時やおなかがすいた時だけでなく、おなかが張って苦しい時やかまってほしい時などにも泣きます。けれど泣き方はことなります。赤ちゃんはしゃべれないので、泣くことで気持ちを伝えてくれます。だから赤ちゃんの泣き方のちがいに気づいてあげることが、大切だと分かりました。
弟が生まれてぼくの家は六人家族になりました。ぼくは、四人兄弟の長男です。今までは、ゲームなど自分の好きなことを優先してしまい、親に言われてから行動することが多かったけれど、これからは自分で考えてみんなのために行動できてたよれるお兄ちゃんになりたいです。
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あきる野市役所教育部生涯学習推進課
電話: 代表042-558-1111 生涯学習係 内線3011/文化財係(五日市郷土館) 042-596-4069/公民館係 042-559-1221
ファクス: 生涯学習係 042-558-1560/文化財係 042-596-1252/公民館係 042-559-1227
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