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【自然史編PART2 水辺の生き物】第1問の答え

[2020年7月13日]

 (1) アユ(鮎)

 鮎は、初夏から夏の時期が旬で、スイカやキュウリのような香りがします。別名「香魚(こうぎょ)」とも呼ばれ、江戸時代には徳川将軍家への献上品として、流域数ヵ村に漁労許可が出され、生きたまま江戸まで届けられていました。

 近年、秋川や多摩川の魚道の整備により、川遡上するアユも増え、「江戸前アユ」と呼ばれ、ブランド化されつつあります。

 東京都では、昭和58年から毎年、多摩川下流で、遡上調査を行っています。調査方法は、定置網を3月23日~5 月 31日まで設置し、午前 10 時から翌日午前 10 時までの 24 時間に網に入ったアユの数を毎日計数 。 期間中の累計数 を入網率 で 除して 遡上数を 推定する方法で、累計入網数: 19, 923 尾、令和2年の調査では約37万尾が遡上したとの結果が出ています。
 なお、平成30年には、約1,000万尾が遡上した結果が出ており、今年は、最も少ない遡上数であったが、これは、昨年の台風19号による影響もあるのではないかと考えられています。

東京都「江戸前アユの遡上調査結果」

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