プラスチック使用製品の再資源化に関する調査分析報告書について
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プラスチック使用製品の再資源化に関する調査分析報告書について
令和4年4月からプラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(令和3年法律第60号)が施行され、あきる野市のごみ減量のために、プラスチックの再資源化の可能性について、基礎調査を行いましたので報告します。
調査内容は以下の通りです。
・ごみ組成分析調査(6収集地区ごとの可燃および不燃ごみの構成、プラスチック類の含有割合の調査)
・市民アンケート調査(ごみ減量やプラスチック分別に係る意識調査)
・他都市のプラスチック分別収集、選別事例調査
・選別施設に関する調査(中間処理施設及び委託先等に関する調査)
・プラスチック分別収集量及び二酸化炭素削減量の推定(プラを焼却しない場合の二酸化炭素総量の増減)
・分別収集に係る費用の分析(収集費用、中間処理施設への運搬費用、処理経費、売電収入の減少幅等)
・プラスチック使用製品の再資源化に係る課題
報告書概要版11ページに記載しているとおり、リサイクル手法(材料リサイクル、化学リサイクル)により二酸化炭素削減効果に大きな開きがあり、再資源化を応札した事業者が材料リサイクルを採用している場合、分別収集を実施したほうが現在よりも二酸化炭素排出量が増える結果となっています。
また、中間処理施設を保有する近隣のリサイクル事業者では、あきる野市から排出する物量を受け入れできる余力がないこともわかりました。
このため、リサイクル事業者の参入状況及び受け入れ余力(工場ライン)の増強状況等を引き続き情報収集し、中間処理施設確保に向けた検討を関係機関や自治体を含めて、令和5年度以降も継続することになりました。
詳細な報告結果については以下の添付ファイルをご覧ください。

あきる野市のごみ全般と生活排水に関する枠組みについては、あきる野市一般廃棄物処理基本計画(別ウインドウで開く)のページをご参照ください。
お問い合わせ
電話: 清掃・リサイクル係 内線2511
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