消防団員対談を行いました
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消防団員対談を行いました

消防団員の募集をテーマに、若手の団員から募集方法や、課題、活動のやりがいなど話を伺いました。対談であがった意見や課題を参考に、消防団員が活動しやすい環境づくりと団員数の増加に努めていきます。
対談日・場所
令和2年9月11日(金曜日) あきる野市役所防災センター2階会議室
参加者
消防団本部ならびに各分団から1名ずつ
対談概要
Q. 消防団に入ったきっかけ
- 消防団に入るきっかけは、火事が起きた時に消防署が来るまで時間がかかる場所に住んでいるので、自宅が燃えた時に火が消せるようになりたいと思ったためです。
- 職場の先輩に誘われて入団しました。
Q. 消防団員募集について
- そもそも消防団について知らない人が市内の大半で、活動の様子とかを動画で紹介したほうがいいと思います(※1)。動画配信サイトにあげるだけでなく、イベントで流すなど視聴する機会を増やすことが大事だと思います。
- 若い人がそもそもいない地域での団員確保は難しいです(※2)。
- 消防団員の福利厚生の充実が加入促進のメリットになると思います(※3)。
- 団員募集という観点なら、もっと目に入るところに情報があった方がよいと思います。
Q. 各分団での募集活動について
- 4分団では、広報部が「4分団だより」を2年に1回作っています。自治会の掲示板などに貼らせてもらって、少しでも消防団を知ってもらえたらと思っています。
- 直近の先輩が30歳をこえているので、近い年齢の人がほしいと思い友人を誘いました。正直、自分ひとりだけだと大変だと感じていて、将来的なことを考えても、同期がいることで、自分も助かると思いました。
Q. 活動の課題について
- 操法大会に3度出場していますが、結婚して家事もある中で、ほぼ毎日の練習は大変なところです(※4)。
- 台風や操法大会の練習など、拘束時間が多いと感じます。
- 昔の自営業の方がやられていた時の消防団といまの共働き世代とは状況が違うと思います。
Q. 消防団と家族について
- 消防団の家族ぐるみの集まりに呼んでもらい、自分が結婚して子どもが出来た時も、こういう環境があればいいなと思いました。
- 家族ぐるみで仲が良ければ、家族慰安などのイベントにも参加するかもしれませんが、仲が悪くないにしても、そこまででないと、この手のイベントには参加しないかなと思います(※5)。
Q. 消防団に入ってよかったこと
- 操法大会を通じて、放水技術を身につけることで、自分の地域を守ることができます。上級救命講習ではAEDの扱い方など普段学べない技術を学ぶことができます(※6)。
- 消防団に入って、水出しの仕方、消火栓や避難所の場所を意識するようになりました。
- 消防団に入って、これまで面識のなかった年齢が高い人と知り合うことが出来ました。尊敬できる人と出会えたのは本当によかったと思っています(※7)。
補足
※1 第47回東京都消防操法大会に出場した際の様子をまとめた動画を、あきる野フィルムコミッションのYouTubeサイト(別ウインドウで開く)で配信しています。
※2 あきる野市消防団は、市内を7つの分団に分けて活動を行っています。そのため、住宅地や山林の多い地域など、分団によって出動範囲の環境が異なります。
※3 消防団には、団員とその家族を対象にした消防団サポート制度があります。詳しくはこちら(別ウインドウで開く)をご覧ください。
※4 市の消防操法大会は隔年で開催しています。
※5 市では、団員とその家族を対象に家族慰安会を隔年で開催しています。
※6 消防団には、上級救命講習のほか、さまざまな訓練や講習があり、消防技術を高めることができます。
※7 消防団には、18歳から40歳までの方(幹部職、機能別団員除く)が活動しています。
お問い合わせ
あきる野市役所 総務部 地域防災課
電話: 防災係 内線2343、2344
電話: 防災係 内線2343、2344
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