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あしあと

    森の子コレンジャー

    • [公開日:]
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    森の子コレンジャーって 何?

     森林レンジャーあきる野は、平成22年度からそれぞれの専門の目で市内の森を調査したり、子どもたちを対象とした環境教育のイベントを行うなど、多くの経験を蓄積してきました。

     この経験を次世代の森の守り人となる子どもたちにつないでいくため、森の中で森林レンジャーあきる野と共に学び、森づくりを行う子どもたち(森の子コレンジャー)を募集し、活動しています。

    森の子コレンジャー活動とは、四季を通じて森と生き物と人とのつながりを心と体で学ぶ活動です!

    【主な活動】 

    1. 森を歩いて季節の自然を調べ、報告書にまとめる。
    2. 地図を持って登山
    3. 森林レンジャーあきる野が行う自然のための活動に協力する。

    → 「森林レンジャーあきる野」へ

    コレンジャーの活動で目指すものは・・・

     森の子コレンジャー活動は、「あきる野の自然と文化を守り引き継いでいく自然愛や郷土愛を持った人材が育つ」ことを目指しています。

     そのためには、身近な自然の中にひそむ魅力や不思議なことに興味を持ち、再発見し、自然をより深く理解することが大切だと考えています。

     四季を通じて自然や動植物と人とのかかわりを考え、子ども達にもいろいろ教えてもらいながら共に学び作っていく1年にしたいと思います。

    コレンジャーって どういう意味?

     森の子コレンジャーの「コレンジャー」というネーミングは皆さんのご想像の通り、子どものレンジャーという意味ですが、もう一つ大切な意味合いが含まれています。

     それは何かというと、コレンジャーはローマ字で「CORANGER」と表し、COとはcooperation(コーペレーション)からとっています。

     Cooperationには、協力、協同、協調というような意味があり、コレンジャーは森林レンジャーや地域の方、そして自然や仲間たちと協力して森づくりを行うという想いを込めた愛称なのです。

    森の子コレンジャー
    ロゴマーク

    コレンジャーになるには?

    森の子コレンジャーは、毎年4月に次の内容で募集しています。

    • 対 象者:市内在住の小学校4年生~5年生
    • 募集人数:10人
    • 活動回数:年9回程度
    • 活動場所:市内の森

    ※令和5年度の募集は こちら(別ウインドウで開く) (4月1日から公開します。)

    森の子コレンジャーのこれまで

    東京都緑の少年団交流大会で活動発表!

     緑の少年団とは、次代を担う子どもたちが、緑と親しみ、緑を愛し、緑を守り育てる活動を通じて、ふるさとを愛し、そして人を愛する心豊かな人間に育っていくことを目的とした団体です。

     森の子コレンジャーは、平成29年度からこの緑の少年団に登録し、多くの人に自分たちの活動を伝えたり、他の少年団の活動を学び、交流を図るなどの活動を取り入れています。

     平成30年1月13日には、東京都で活動する11団体のうち8団体が集い、自分たちの活動発表を行う「東京都緑の少年団交流大会」が行われました。

     森の子コレンジャーも、「多様な生き物が暮らす多様な環境が揃っているあきる野の自然のこと、森を歩いて自分の好きな自然を調べて自然に学ぶこと」など、森の子コレンジャー活動のことを多くの人に伝えました。

    交流大会の様子
    交流大会の様子
    交流大会の様子

    環境活動コンテストの優秀賞を受賞しました!

     オール東京62市区町村が共同で取り組む「みどり東京・温暖化防止プロジェクト」の一環として開催しているTOKYO EARTH WORKERS collection 2012 ~みんなで環境を考える共同行動~(東京まちおこし)の環境活動コンテストにおいて、森の子コレンジャーが優秀賞を受賞しました。

    森の子コレンジャー始動!(平成23年度)

    森の子コレンジャーは、森づくりの推進役である森林レンジャーあきる野や地域の方と一緒に、市内の自然の中で学び遊びながら森づくりを行う子どもたちであり、公募で募集した小学4年生から中学1年生までの19人で活動をスタートしました。

    5月15日(日曜日)

     活動の初日は、菅生若宮子ども体験の森で、森林レンジャーあきる野の隊長から認定証を受けた後、名札作りや初任務となる植樹作業を行い、菅生の谷津田に移動して、水辺生物を調査しました。

    7月22日(金曜日)

     夜の森で生き物観察に挑戦。生き物調査の方法を学んだ後、森に入り、樹液に集まる昆虫やライト・トラップ調査で夜間活動する昆虫を観察しました。

    9月10日(土曜日)

     森の地図づくりを実施。森の中で木と木の距離を測った後、32本の木の位置を模造紙に書き写し、森の地図を完成させました。木が混み合っているところは、間伐した方が良いという声がコレンジャーから出ました。

    10月29日(土曜日)

     「新宿の森・あきる野」の開設記念植樹イベントに参加。モミジ、ケヤキ、カツラ、クリなどの広葉樹の苗木を植樹しました。

    11月6日(日曜日)

     前回の活動による森の地図づくりの成果から、間伐を実施。みんなヘルメットをかぶり、ノコギリでヒノキの伐倒に挑戦。「ドーン!」という木が倒れる大きな音と振動を目の当たりにして、大興奮でした。

    11月12日(土曜日)・13日(日曜日)

     あきる野市産業祭では、コレンジャーの活動を展示紹介しました。また、コレンジャーは、そのブースの前で、だれでも参加できる「どんぐり笛づくり」の先生として、来場者に笛の作り方を教えました。

    1月22日(日曜日)

     森づくり事業で整備した横根道を歩きました。雪の上には、動物の足跡やフンが残っており、コレンジャーは、その動物を推理していました。
     また、山でスギやモミの巨木に出会い、胸高幹周を図りました。五柱神社の大杉は本当に大きく、コレンジャー11人が手をつないで一回りの太さでした。

    3月11日(日曜日)

     今日で森の子コレンジャー第1期生は終了です。あきる野ふるさと工房で終了式を行った後、「1年間で一番楽しかったこと」をそれぞれ発表しました。夜の森、川釣り、ヘビに出会ったこと、山登り、間伐体験、地図づくり、どんぐり笛つくり、体育館に泊まったことなど、たくさんありました。

     その後は、みんなで知恵と力をあわせて”バームクーヘン”づくりに挑戦しました。薪を割り、火を起こし、生地をつくり、竹に付けて焼き上げて完成です。
     午後は、1期生として最後の山登りです。十里木駐車場~瀬音の湯~長岳尾根~石原沢(軍道)~小宮小学校でゴールです。長岳尾根では、みんなで間伐したヒノキを使い、ストラップを作りました。

    お問い合わせ

    あきる野市役所 環境農林部 環境政策課
    電話: 環境の森推進係 042-595-1120(直通)

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