アナログ規制の点検・見直しについて
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市では、「あきる野市行財政改革推進プラン2023」に基づき、アナログ規制の見直しを行いました。
アナログ規制とは
アナログ規制とは、市の条例や規則・要綱等で定める、人の目による確認、現地での調査、書面での掲示など、人や紙等の介在を前提とする規制のことです。あきる野市では、国が先行して進めている取組を参考に、「アナログ規制7項目」及び「FD等の記録媒体を指定する規制」を見直しの対象としています。
| 目視規制 | 人が現地に赴き、施設や設備、状況等が法令等が求める一定の基準に適合しているかどうかを、目視によって判定すること(検査・点検)や、実態・動向などを目視によって明確化すること(調査)、人・機関の行為が遵守すべき義務に違反していないかどうかや設備・施設の状態等について、一定期間、常時注目すること(巡視・見張り)を求めている規制 |
|---|---|
| 実地監査規制 | 人が現場に赴き、施設や設備、状況等が法令等が求める一定の基準に適合しているかどうかを、書類・建物等を確認することによって判定することを求めている規制 |
| 定期検査・点検規制 | 施設や設備、状況等が法令等が求める一定の基準に適合しているかどうかを、一定の期間に一定の頻度で判定すること(第三者検査・自主検査)や、実態・動向・量等を、一定の期間に一定の頻度で明確化すること(調査・測定)を求めている規制 |
| 常駐・専任規制 | (物理的に)常に事業所や現場に留まることや、職務の従事や事業所への所属等について、兼任せず、専らその任に当たること(1人1現場の紐付け等)を求めている規制 |
| 対面講習規制 | 資格等の講習をオンラインではなく対面で行うことを求めている規制 |
| 書面掲示規制 | 資格等、公的な証明書等を対面確認や紙発行で、特定の場所に掲示することを求めている規制 |
| 往訪閲覧・縦覧規制 | 申請に応じて、または申請によらず公的情報を閲覧・縦覧させるもののうち、公的機関等への訪問が必要とされている規制 |
| FD(フロッピーディスク)等の記録媒体を指定する規制 | フロッピーディスク、フレキシブルディスク、磁気ディスク、シーディー・ロム、光ディスク等の個別の記録媒体の使用を定めている規制 |
アナログ規制の見直しの主な目的とメリット
○手続の利便性向上と事務の効率化
- 市民・企業: 窓口訪問、書類提出、対面講習などの負担を軽減し、オンライン化やデジタル技術(ドローン・AI等)の活用で利便性を向上。
- 市:書類管理負担の軽減、業務コストの削減、迅速な情報共有の実現。
○人手不足の解消と労働生産性の向上
- 目視点検や実地検査をデジタル技術で代替することで、現場の作業員や自治体職員の業務負荷を軽減し、人手不足に対応。
- 「1人1現場」といった常駐・専任規制の緩和により、複数の現場を兼任可能にし、人手不足の現場を支援。
○新たなデジタルビジネスの創出と経済成長
- 規制撤廃により、ドローンやIoT機器などを活用した新しいサービス・技術の普及を促進。
- デジタル化による経済波及効果として、GDPを約3.6兆円押し上げる効果が期待されている。
点検・見直しの進め方
国の「地方公共団体におけるアナログ規制の点検・見直しマニュアル」に基づき、作業を進めました。
【担当課】企画政策課(情報政策課及び総務課と連携)
【経過】(令和6・7年度)
- 株式会社ぎょうせいに「見直し支援業務(アナログ規制に該当する例規の洗い出し等)」を委託
- 「アナログ規制の点検・見直し制度の解説」動画を配信(管理職対象)
- 株式会社ぎょうせい「例規影響調査・検討資料」納品(アナログ規制に該当する1,827項目抽出)
- 「アナログ規制の見直しに向けた検討プロセスの解説」動画を配信(関係職員対象)
- 「「例規影響調査・検討資料」の解説」について、説明会を開催(関係職員対象)
- 各課で法令改正の確認作業を実施
- 各課の見直し結果の取りまとめ(企画政策課)
例規影響調査・検討資料について
例規システムに登録されている全ての例規等(2026年4月1日時点)を対象に、国が定める7つの代表的なアナログ規制とFD規制の該当例規について、検索キーワードにより洗い出しを行いました。
| 規制区分 | 該当 |
|---|---|
| 目視規制 | 424 |
| 実地監査規制 | 37 |
| 定期検査・点検規制 | 367 |
| 常駐・専任規制 | 198 |
| 対面講習規制 | 437 |
| 書面掲示規制 | 130 |
| 往訪閲覧・縦覧規制 | 188 |
| FD(フロッピーディスク)等の記録媒体を指定する規制 | 46 |
| 合計 | 1,827 |
点検・見直しの結果
令和8年3月議会において、公示送達に関する条例改正を行いました。その他の例規については、現時点では運用の見直しとし、改正は行わないこととしました。
調査結果・今後の対応
今後のアナログ規制の見直しに係る対応について
【運用面】
- 他自治体のアナログ規制の見直し事例を参考に、効率的な事務の運用を検討します。
- 住民利便性や職員の負担軽減を踏まえて、予算編成時に事務の見直しを行います。
【法令等改正・制定】
- 今後、例規を改正する際に見直しを行います。
- 新規制定する際は、デジタル化の妨げとなる規制を設けないようにします。
事務デジタル化項目(令和8年度から)
LoGoフォーム追加オプション(電子申請での支払時にオンライン決済ができる機能の追加等)
eL-QRを活用した公金収納(介護保険料、後期高齢者医療保険料の公金収納デジタル化)
SMS催告通知事業(郵送・電話・訪問による催告に比べて到達率や開封率の高いSMS催告の実施)
LINE連携によるAIごみナビ(品目名の入力・写真送信でAIがごみ分別を案内)
獣害報告LINEアプリ(獣害による農作物の被害、目撃情報等の報告ができるシステム)
お問い合わせ
あきる野市役所企画政策部企画政策課
電話: 代表042-558-1111(企画担当)内線2211~2214、(公共施設担当)内線2215、2216
ファクス: 042-558-1113
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