第30回あきる野市「家庭の日」推進事業　絵画・作文・ポスター入賞作品

各部門の入賞作品をご紹介します。

なお、掲載スペースの関係で、小学生の部作文は最優秀賞のみ掲載します。

　ぼくは、ママが大すき。ママもぼくのことが大すき。ママはぼくと、妹に、やさしい。「パパとママのたからものさんおやすみ。」ママはぼくが、ねるときにあたまをなでながら言ってくれる。ぼくのことが大すきなんだと思う。パパもぼくと妹のことが大大大大大すき。ぼくも、パパが大すき。パパはしょうぼうしで、この前、しょうぼうしが火じにまきこまれてなくなったというニュースを見て、「パパは大じょうぶかな。」と心ぞうがくるしくなった。でも、パパは、ぼくにとってスーパースーパーマンだから大じょうぶだと思っていた。なぜ、スーパースーパーマンかというと、パパは力もち で、かた手で、ぼくたちをもちあげてあそんでくれる。かた車も、おんぶもなんでもできる。分からないことがあるとやさしく教えてくれる。そんなパパだから、きっと今日もぶじにかえってきてくれると思っていた。ということは、なくなったしょうぼうしさんたちにも家ぞくがいると思った。かえりをまっていたのにかえってきてくれないしもう会えないってことだと思ったらとてもかなしくて、なみだが出てきた。大じな人がとつぜんいなくなって会いたいのに、もう会えない。と考えたらかなしくて考えたくなくなった。せかいがこわくなった。

　お昼ごろパパがかえってきた。あん心した。

　また、なみだが出てきた。うれしくても、かなしくても、なみだが出るんだと思った。「パパ。」とはしってだきついた。そしたら、パパはぼくをだきしめて、「うれしいけど、あついな。」とわらっていた。

　 かわいくて、かっこよくて、いいパパとママだ。ぼくは、二人が大すきだ。そして、そんなパパとママにもお父さんとお母さんがいて、じいじ、ばあばもパパやママが大すきで、大すきがつながっている。

　ぼくは、今日ここにみんなが元気でいられることがとてもうれしいし、しあわせだ。

　私は、お父さんのことがあまり好きではありません。なぜなら、すぐにおこってどなるし、おこるとずっと長く話しをします。そして、私がやりたくないことを無理にやらせようとする事もあるからです。でも、好きなところもあります。それは、お父さんのおなかです。すもうをして遊んでいた時に、お父さんのおなかにぶつかったら、おなかがやわらかくて、とても気持ちが良いことに気がつきました。

　お父さんのおなかをさわるとモチモチしていて、おだんごみたいです。動物にさわっているみたいで気持ちが良くて、おなかにほっぺたをつけるとやわらかいまくらみたいで、ねむくなる時もあります。そして、いやなことをわすれることもできます。おなかに耳をあてると「グーグー」と変な音がして、おもしろいです。お父さんがねている間にそっとないしょで、さわってみることもあります。

　私が小さい時に、お父さんといっしょにおふろに入ると、おなかを顔に見立てておへそを口みたいにして、おへそで物を食べるまねをしてくれて楽しかったことを思い出しました。お母さんに聞いたら、赤ちゃんのころ、お父さんがねている時におなかの上に私をのせると、おなかの上で私が気持ち良さそうに安心して、スヤスヤねてしまうこともあったと教えてくれました。

　最近、お父さんが健康診断で「もう少しやせた方がいいよ。」とお医者さんに言われてしまいました。お父さんは「ダイエットをしたい。」と言っています。お父さんにはずっと元気でいてほしいので、ダイエットをしてほしいという気持ちがあります。でも、大好きなおなかがペチャンコになってしまい、かたくなってしまったら、さみしいと思うので、ダイエットはしないでほしいという気持ちもあります。

　私は、お父さんのことがあまり好きではないと思っていたけど、お父さんのおなかをさわることが好きで、小さいころのことを思い出したりしたら、お父さんのことも好きなのかなと思いました。これからも、きっと私はお父さんのおなかが好きで、おなかをさわっていると思います。