多様な性について
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多様な性について理解を深めるために
市では、第5次あきる野男女共同参画プランにおいて、すべての人が、性別にとらわれることなく、その個性や能力が十分に発揮され、家庭、地域、職場等のあらゆる分野に責任を持って参画でき、多様な生き方を自由に選択し、豊かさを享受することができる社会の実現を目指し、施策を実施しています。
性のあり方は、グラデーション(後述)であり、全てを網羅することはできません。このため、性の多様性を知り、一人ひとりの性のあり方を尊重できるように理解を深めましょう。
※本ページは東京都作成の「第2期東京都性自認及び性的指向に関する基本計画」及び「職員のための性自認及び性的指向に関するハンドブック」等を参考に作成しました。

性のあり方について
性のあり方は、さまざまであり以下の4つの要素の組合せで形づくられています。
1.身体的性別(身体の性)
性に関する身体のつくりや身体的・生物学的特徴などを言います。
2.性自認(自認する性)
自分の性をどう捉えているかを指します
3.性的指向(好きになる性)
恋愛感情がどの性別に向くか向かないかを表します。
4.性表現(表現する性)
言葉づかい、服装、しぐさ等から見る社会的な性別をどう表現しているかを表します。必ずしも性自認と一致するとは限りません。
※性のグラデーション:上の組合せは多様であり、はっきりと分けられるものとは限らないため、性はグラデーションと言われることもあります。

性の多様性に関する基本用語

SOGI(ソジ)について
「性的指向」(Sexual Orientation) と「性自認」(Gender Identity) の頭文字をとった言葉で、全ての人の性のあり方(セクシュアリティ)を人権として考えていく際に使われます。「性表現」(Gender Expression) から E を取って SOGIE とする場合もあります。

性的マイノリティについて
「出生時に判定された性別と性自認が一致し、かつ性的指向は異性」というパターンに当てはまらない人々は、性的マイノリティあるいは LGBT などと呼ばれています。

LGBTQについて
LGBTQ とはレズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クエスチョニングまたはクィアの頭文字からなる言葉です。「性的マイノリティ」と同義の言葉として「LGBTQ」が用いられる場合もあります。
L(Lesbian):女性同性愛者
G(Gay):男性同性愛者
B(Bisexual):両性愛者
T(Transgender):出生時に割り当てられた 性と異なる性で生きる人、 あるいは生きたいと望む人
Q(Questioning):自身の性自認や性的指向が定まっていない人
または
Q(Queer):性的マイノリティを包括する意味で使われることもある言葉。元々は「変わった」という意味を持つが、当事者を含め前向きな趣旨で用いられる。
※性のあり方は多様であるため、ここに紹介している用語だけで全てを網羅できるものではありません。

アライ(Ally)について
性的マイノリティに対する理解と支援の意思を表明している人を言います。

アウティングについて
本人の許可なく第三者にセクシュアリティを伝えることを言います。

性に関する相談窓口
○国の取組
・よりそいホットライン(0120-279-338)
音声ガイダンスに従い、相談したい内容の番号を選んでください。
性的マイノリティなどに関するご相談は4番です。
チャットやSNS相談も対応しています。
○都の取組
・東京都性自認及び性的指向に関する相談窓口
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