DT(ジフテリア・破傷風)予防接種
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DT(ジフテリア・破傷風)予防接種について

ジフテリアとは
ジフテリア菌の飛沫感染で起こります。感染は主にのどですが、鼻にも感染します。症状は、高熱、のどの痛み、犬吠様の咳、嘔吐などで、偽膜と呼ばれる膜がのどにできて窒息死することもあります。発病2~3週間後には菌の出す毒素によって、心筋障害や神経麻痺を起こすことがあるので注意が必要です。

破傷風とは
土の中の菌が、傷口から人の体内に入ることによって感染します。菌が体の中で増えると、菌の出す毒素のため、筋肉のけいれんを起こし、最初は口が開かなくなるなどの症状がでて、やがて全身のけいれんを起こすようになります。治療が遅れると命を落とすこともある病気です。

DT(ジフテリア・破傷風)ワクチンについて
ジフテリア・破傷風のワクチンとは、ジフテリア(D)・破傷風(T)を予防するワクチンです。
3種・4種・5種混合ワクチンのいずれかを1期(4回)、ジフテリア・破傷風のワクチンを2期とし、11歳~13歳までの間に1回接種します。
1歳~2歳に受けている3種・4種・5種混合ワクチンのいすれかでつけた免疫に対して追加で接種し、より確実に免疫獲得をします。
接種回数 | 1回 |
対象年齢 | 11歳~13歳未満 |
標準的な接種間隔 | 11歳~12歳未満 |

副反応について
主な副反応として、接種部位が赤くなったり、腫れたり、痛みがでることがあります。
発熱が見られることもあります。また、極めてまれにアナフィラキシー等の症状やけいれん(ひきつけ)等の症状がでることがあります。
症状がひどかったり、長引くような時は、早めに接種医またはかかりつけ医にご相談ください。

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お問い合わせ
あきる野市役所 健康福祉部 健康課
電話: 予防推進係 内線2668、2669
電話: 予防推進係 内線2668、2669