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    5種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ・ヒブ)予防接種

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    • [更新日:]
    • ID:17223

    5種混合予防接種について

    5種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ・ヒブ)とは

    ジフテリアとは

    ジフテリア菌の飛沫感染で起こります。感染は主にのどですが、鼻にも感染します。症状は、高熱、のどの痛み、犬吠様の咳、嘔吐などで、偽膜と呼ばれる膜がのどにできて窒息死することもあります。発病2~3週間後には菌の出す毒素によって、心筋障害や神経麻痺を起こすことがあるので注意が必要です。

    百日せきとは

    百日せき菌の飛沫感染で起こります。普通のかぜのような症状で始まり、続いてせきがひどくなり、顔をまっ赤にして連続的にせき込むようになります。肺炎や脳症など重い合併症を引き起こし、乳児では命を落とすこともあります。

    破傷風とは

    土の中の菌が、傷口から人の体内に入ることによって感染します。菌が体の中で増えると、菌の出す毒素のため、筋肉のけいれんを起こし、最初は口が開かなくなるなどの症状がでて、やがて全身のけいれんを起こすようになります。治療が遅れると命を落とすこともある病気です。

    ポリオとは

    ポリオ(急性灰白髄炎)は小児マヒと呼ばれ、感染してもほとんどの場合は症状が出ませんが、かぜのような症状がでることもあります。まれに手足の麻痺がでることもあります。日本ではポリオウイルスの自然発生はありませんが、海外では流行している地域もありますので予防接種が必要です。

    ヒブとは

    ヒブ(インフルエンザ菌b型)は、中耳炎、副鼻腔炎、気管支炎などの感染症の他、髄膜炎、敗血症、肺炎などの重篤な侵襲性感染症を引き起こす、乳幼児にとって問題となる病原細菌です。

    5種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ・ヒブ)ワクチンについて

    5種混合ワクチン(DPT-IPV-Hib)とは、ジフテリア(D)・百日せき(P)・破傷風(T)・ポリオ(IPV)・ヒブ(Hib)を予防する予防接種です。

    5種混合ワクチンは、生後2か月から1歳までの間に3回(1期初回)、3回目から6か月以上の間隔をおいて接種。

    ヒブと4種混合で接種を開始したお子さんは、原則、同一ワクチンで接種を完了させます(新たに5種混合ワクチンを接種する必要はありません)。

    5種混合(DPT-IPV-Hib)
    接種回数1期初回:3回
    1期追加:1回
    対象年齢生後2か月~7歳6か月に至るまで
    標準的な
    接種開始期間
    生後2か月~1歳未満
    標準的な
    接種間隔
    1期初回:20日以上の間隔をおいて1~3回目を接種
    1期追加:3回目終了後から6か月以上の間隔をおいて接種

    副反応について

    主な副反応として、接種部位が赤くなったり、腫れたり、痛みがでることがあります。
    発熱が見られることもあります。また、極めてまれにアナフィラキシー等の症状やけいれん(ひきつけ)等の症状がでることがあります。
    症状がひどかったり、長引くような時は、早めに接種医またはかかりつけ医にご相談ください。

    関連サイト

    お問い合わせ

    あきる野市役所 健康福祉部 健康課
    電話:予防推進係 内線2668、2669