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    ロタウイルス予防接種

    • [初版公開日:]
    • [更新日:]
    • ID:17051

    ロタウイルス予防接種について

    ロタウイルスとは

    ロタウイルスによって引き起こされる急性の胃腸炎で、乳幼児期(0~6歳ころ)にかかりやすい病気です。主な症状は、水のような下痢、吐き気、嘔吐(おうと)、発熱、腹痛です。ふつう、5歳までにほぼすべての子どもがロタウイルスに感染するといわれています。脱水症状がひどくなると入院治療が必要になることがあります。5歳までの急性胃腸炎の入院患者のうち、40~50%前後はロタウイルスが原因です。

    ロタウイルスワクチンについて

    ロタリックスは1価の弱毒性ウイルスワクチン、ロタテックは5価の弱毒性ウイルスワクチン(それぞれ1種類、5種類の弱毒化したロタウイルスがワクチンに含まれています。)という違いがありますが、有効性は同等と考えられています。

    ※ロタウイルス予防接種のワクチンは2種類(ロタリックス/ロタテック)あり、どちらも飲むタイプの生ワクチンです。医療機関に相談し、どちらか一方のワクチンを接種してください。

    ※2つのワクチンの互換性に関する安全性、有効性、免疫原性のデータはないことから、片方を接種した後に、もう片方のワクチンを接種することはできません。いずれか一方のワクチンで必要回数分の接種を行ってください。

    ロタリックス(1価の経口弱毒性ウイルスワクチン)
    接種回数2回
    対象年齢生後6週0日後~24週0日後に至るまで
    標準的な接種開始期間  生後6週0日後~14週6日後に至るまで
    標準的な接種間隔  27日以上の間隔をおいて2回接種      
    ロタテック(5価の経口弱毒性ウイルスワクチン)
    接種回数3回
    対象年齢生後6週0日後~32週0日後に至るまで
    標準的な接種開始期間生後6週0日後~14週6日後に至るまで
    標準的な接種間隔27日以上の間隔をおいて3回接種

    副反応について

    接種後に、高熱、けいれん(ひきつけ)や、腸重積症を示唆する腹痛、繰り返しの嘔吐、血便などの症状や、アナフィラキシー等の症状がでた場合は速やかに接種医またはかかりつけ医へご相談ください。

    注意事項について

    接種前後の授乳は控えましょう

    接種前後に哺乳制限はありません。しかし、哺乳後は嘔吐をする可能性があるため、接種後30分程の間隔を開けてから授乳することをお勧めしています。また哺乳は、接種を受ける1~2時間前までに済ませて、少し空腹感のある方がワクチンの接種を受けやすいと考えられます。

    吐き出した場合

    接種後に吐き出した場合でも、再度の接種は必要ないと考えられます。少量でも飲み込んでいれば一定の効果があることや、ロタウイルスワクチンは複数回接種することとなっており、一連の接種で効果が期待できることなどから、吐きだした場合でも1回の接種と考えてください。

    関連サイト

    お問い合わせ

    あきる野市役所 健康福祉部 健康課
    電話: 予防推進係 内線2668、2669