「充電池が取り外せない製品群」は有害ごみです
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充電池が取り外せない製品は発火の危険があります。
不燃ごみを破砕処理する際に充電池が発火する事故が増えています。充電池が取り外せない製品を不燃ごみと一緒に出すことは大変危険ですので、絶対におやめください。

充電池に含まれる薬液は、圧力が加わり酸素と反応すると急速に発熱し、発火することがあります。
通常破砕処理する粗大ごみや不燃ごみの中には、プラスチックなど石油由来の素材や家具等を破砕して発生する木材等もあるため、発火するとすぐさま燃え広がる可能性があり大変危険です。

発火した加熱式タバコ

発火した充電池内蔵掃除機
西秋川衛生組合でも、不燃ごみや可燃ごみとして搬入されたものに充電池が取り外せない製品が混入している事例が散見されます。

不燃ごみに混入し、破砕機の中から発見された充電池を含む製品
(デジタルビデオカメラ、電動シェーバーなど)
令和7年4月12日には、可燃ごみに混入していた充電池と思われるものが発火し、消防が出動する状況となっています。
火災が発生した際に、消火設備から放水している様子
(4月12日撮影、西秋川衛生組合可燃ピット内)

充電池が取り外せない製品群は「有害ごみ」で排出してください。
充電池が取り外せない製品群はこれまでの破砕機で通常の不燃ごみと一緒に処理ができないため「有害ごみ」で排出してください。
なお、これまでどおり使用済小型電子機器類に分別されるものは「使用済小型電子機器類」で回収します。(例:電気シェーバー、掃除機類、充電式懐中電灯・ランタンなど)
また、分解しなくても充電池が取り外せる製品は、充電池を取り外し、本体部分は不燃ごみ、充電池は有害ごみ(電池・水銀や鉛を含むもの)として排出してください。(例:家庭用電動工具など)

具体的な製品の例
小型電子機器類に分別されない充電池が取り外せない製品群の具体的な例は以下のようなものがあります。

(1)空冷ファンなどを搭載した製品

手持ちの充電式の扇風機

空調服などのファン内蔵服装品

(2)持ち運び可能な音響機器類

無線接続式スピーカー

スマートスピーカー

ワイヤレスイヤフォン

(3)コードレスタイプの美容機器類

コードレスのドライヤー

美顔器などの美容機器

(4)発熱して温まる製品、特に電圧が高い製品

充電式カイロ

コードレス電熱毛布(ひざ掛け)

バイク用品の電熱グローブなど

加熱式(電子)たばこ

モバイルバッテリー

ラジコン、ドローン、おもちゃ類

ドローンなどラジコン類

音声が出るまたは自動で動くおもちゃ類

「小型電子機器類」と「充電池が取り外せない製品群」の確認方法
「コードレス」・「充電式」などの製品は、次の方法で排出方法を確認してください。
(1)ごみの分別50音(別ウインドウで開く)、小型電子機器の出し方(別ウインドウで開く)にある対象17品目のリストを参考に、小型電子機器類に該当するかを確認する。
・該当する → 小型電子機器類で排出
・該当しない → (2)へ
(2)充電池が取り外せるかを確認する。
・取り外せる → 取り外した充電池のみ「有害ごみ」、その他は「不燃ごみ」または「可燃ごみ」へ
・取り外せない → 「有害ごみ」(充電池が取り外せない製品群)
※ 不明な場合は、生活環境課清掃・リサイクル係に、ご確認ください。

有害ごみの分別方法
有害ごみは種類ごとに分別し、中身の見える透明な袋に入れて排出してください。
・「蛍光管、電球型蛍光灯」
・「電池、水銀、鉛を含む製品」
・「可燃性ガスを含むもの、ライター、スプレー缶等」(必ず中身を使い切ること)
・「充電池を取り外せない製品群」
お問い合わせ
電話: 清掃・リサイクル係 内線2511
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