アレルギー疾患について
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アレルギーについて
アレルギーとは、特定の食物や花粉、ホコリ、薬剤などのアレルギー物質（アレルゲン）に対して免疫が過剰に働くことによって引き起こされる症状のことをいいます。
国民の約2人に1人が何らかのアレルギー疾患にり患しているといわれており、その患者数は増加傾向にあります。 アレルギー疾患の悪化や重症化を防ぐためには、医療機関を受診し、アレルギーの正しい理解と自己管理が大切です。
アトピー性皮膚炎
主な症状として、皮膚のバリア機能が低下し、外部からの刺激により顔や身体が赤くなる、皮膚がカサカサして皮がむける、などのかゆみを伴う湿疹が慢性的に良くなったり悪くなったりを繰り返します。
アレルギー性鼻炎、花粉症
主な症状として、アレルゲンが鼻粘膜から侵入し免疫反応が起こることによって、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどが引き起こされます。
ダニやホコリなどが原因で、1年を通して鼻炎症状が出る通年性アレルギー性鼻炎と、スギやヒノキなどの花粉が原因で、花粉の飛散時期だけに鼻炎症状が出る季節性鼻炎（花粉症）があります。
花粉症では、目のかゆみや充血などの症状が出る場合もあります。
花粉情報については、環境省ウェブサイト花粉情報サイト | 保健・化学物質対策 | 環境省 （env.go.jp）（別ウインドウで開く）をご確認ください。
食物アレルギー
食物アレルギーは、ある特定の食物を食べたり触れたりした際に、身体がアレルゲン（主に食物に含まれるたんぱく質）を異物として認識し、自分の身体を防御するために免疫機能が過敏に反応することで引き起こされます。症状は、皮膚のかゆみ、じんましん、咳、くしゃみなど軽度なものから生命に関わる重篤なものまでさまざまな症状があります。
・食品表示について
食物アレルギーをもつ方の健康危害発生を防止する観点から、特定原材料を定め、容器包装された加工食品について、当該特定原材料を含む旨の表示が義務付けられています。
表示の対象となるアレルゲンは、令和5年3月に新たに特定原材料に「くるみ」が追加され、特定原材料（食品表示基準で表示を義務付けるもの）8品目と特定原材料に準ずるもの（通知で表示を 推奨するもの）20品目の合わせて28品目です。
詳しくは、消費者庁ウェブサイト（食物アレルギー表示に関する情報 | 消費者庁 （caa.go.jp）（別ウインドウで開く））をご確認ください。
・学校、保育所等アレルギー対応給食について
学校給食については学校給食課へ直接問い合わせてください。 （電話：042-558-1123 （土曜日、日曜日祝日を除く午前8時30分～午後4時45分）） 保育所給食については保育課へ直接問い合わせてください。 （電話：042-558-1982 （土曜日、日曜日祝日を除く午前8時30分～午後5時15分）） 幼稚園などの民間施設の給食については、各施設へご確認ください。
ぜん息
ぜん息は、ハウスダストやたばこの煙、ペットの毛、ウイルス感染など、さまざまな刺激により引き起こされます。
主な症状として、気道の慢性的な炎症により、空気の通り道が狭くなり、「ゼーゼー」「ヒューヒュー」というぜん鳴が感じられたり、せきが出たりして、呼吸が苦しくなることがあります。
・大気汚染医療費助成制度
東京都では、都独自の制度として、大気汚染の影響を受けると推測さてる疾病（気管支ぜん息等）にかかった18歳未満の方に対し、一定の条件を満たす場合に、医療費の助成をしています。健康課窓口では、大気汚染医療費助成制度の申請を受け付けています。
※18歳以上の方（上記に該当しない方）の新規申請は、受け付けておりません。（平成27年3月31日までで終了しました。）
現在認定を受けて有効な医療券をお持ちの方で、生年月日が平成9年4月1日以前の方は、更新申請のみ可能です。
詳しくは、東京都保健医療局（大気汚染医療費助成制度の概要）ウェブサイト（別ウインドウで開く）をご確認ください。
アレルギー関連情報リンク
ここでは、アレルギー疾患患者やその家族などがアレルギー疾患に対応するときに、アレルギー疾患に関する適切な情報を選択できるよう、参考となるホームページのリンクを掲載しています。
アレルギー疾患について詳しく知りたい方は、下記リンクをご参照ください。
アレルギー関連リンク集 東京都保健医療局 （tokyo.lg.jp）
トップページ - アレルギーポータル （allergyportal.jp）
食物アレルギー表示に関する情報 | 消費者庁 （caa.go.jp）
お問い合わせ
電話: 健康づくり係 内線2661