食中毒が発生しやすいシーズンです
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食中毒は年間を通して発生しますが、温度や湿度が上昇する時期から件数、患者数が増加します。
令和5年の発生件数(事件数)は、飲食店が全件の約7割を占めますが、家庭内でも魚のマリネ、酢じめ、貝の炒め物、刺身を原因とした食中毒が発生しています。
食中毒の危険から身を守るために、予防のポイントを確認しましょう。
食中毒予防のポイント
食中毒菌を
(1)つけない 【清潔】 手や調理器具、食品等の清潔を保ち、食べ物に菌をつけない。
(2)増やさない 【温度、時間、保存の管理】 調理や食事、保存の温度と時間を管理して、菌の増殖を予防する。
(3)やっつける 【加熱、消毒】食品の十分な加熱と調理器具等の消毒で、菌の活動を弱めたり、死滅させる。
家庭でできる予防策
1 手洗い
手洗いが不十分であると、菌やウイルスが手に残り、調理時や食事の時に食べ物に移り食品を汚染する可能性があります。 「手」が感染経路にならないように、しっかり菌やウイルスを洗い落してください。
・手洗いのタイミング
外出後、トイレ後、調理前、食事前、吐物・ふん便処理後
・正しい手洗い
2 調理器具の衛生
まな板、包丁・・・・しっかりこすり洗いをしましょう。
使用前に熱湯をかける、定期的に消毒するとよいでしょう。
肉・魚用と野菜用は使い分けをしましょう。
ふきん・・・・・・・毎日取り替え、多めに用意して常に清潔なものを使用しましょう。
洗浄は念入りにすすいでから、日光に当てるとよい。定期的に消毒するとよいでしょう。
スポンジ、たわし・・使用後はよくすすぎ、洗剤を洗い落とし乾燥させます。定期的に消毒しましょう。
その他の調理器具・・しっかりこすり洗いをしましょう。
ザルの網目やタッパーのパッキン部分は、汚れが残りやすいため念入りに洗いましょう。
3 料理の保存
料理が完成したら、時間を置かずに速やかに食べましょう。
食中毒菌は、温度10℃~60℃間で活発に増殖します。数は少ないですが、10℃以下や65℃以上の温度に耐える食中毒菌も存在します。やむなく保存する場合は、冷蔵庫等で保存しましょう。
・家庭でできる食中毒予防6つのポイント(厚生労働省)(別ウインドウで開く)
4 食品衛生に関する問い合わせ先
東京都西多摩保健所秋川地域センター
〒190-0164
東京都あきる野市五日市411
電話 042-596-3113 、ファクス 042-596-4870
お問い合わせ
電話: 健康づくり係 内線2671