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[2012年4月16日]

旧東秋留橋が土木学会選奨土木遺産に認定されました!

秋川に架かる雨間の旧東秋留橋は、昭和14年に建設された長さ149.7m、幅6.2mの規模をもつコンクリート製のアーチ橋です。平成21年に新橋が完成したため、現在は人道橋として利用されています。

青梅方面から南下して秋川を渡り、八王子方面へ通じるこのルートは鎌倉街道と呼ばれます。鎌倉時代には兵馬が鎌倉を目指し、明治時代以降には生糸や織物を運ぶ道として盛んに利用されるなど、長い歴史の中で重要な役割を果し、地域の発展を支えてきました。

秋川を渡る方法は、簡単な土橋から板橋、渡し舟へと変化し、旧東秋留橋の完成によって渡し舟は終了しました。かつては大水が出るたび、半鐘を合図に総出で板橋を上げたり、流された板を川下まで取りに行くなど、橋を守るための雨間(南郷)の住民の連帯は「すさまじいものがあった」といわれます。

東秋留橋の建設は多くの人々の悲願であり、雨間の人々は「袴のすそが擦り切れるほど」通って建設を懇願したと伝えられます。完成した時の喜びは計り知れないものがあったに違いありません。建設当時、珍しい形をした橋を見ようと遠方から見物に訪れる人も多かったといわれます。旧東秋留橋は地域住民の願いが叶い、新橋の建設後も壊されることなく人道橋として保存、活用されることとなりました。6つのアーチが連なった美しい姿は、今も地域のシンボルとなっています。

推奨土木遺産の認定は、土木遺産の顕彰を通じて歴史的土木構造物の保存に資することを目的に、平成12年度から公益社団法人土木学会が行っています。旧東秋留橋は既に平成12年に土木学会の「日本近代土木遺産」に選定されていましたが、多くのアーチをもつ構造は戦後の施工例は全国的に殆ど無く、戦前を代表する貴重な橋梁であると高く評価され、このたび選奨土木遺産として認定されました。

都内の橋梁としては江東区の永代橋、清洲橋、青梅市の奥多摩橋、葛飾区の閘門橋に続いて5番目の認定となります。 

昭和14年ごろの旧東秋留橋 ※「秋川の百年」より

現在の旧東秋留橋

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