ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

あしあと

    第21回あきる野市「家庭の日」推進事業 絵画・作文・ポスター入賞作品

    • [初版公開日:]
    • [更新日:]
    • ID:16094

    第21回あきる野市「家庭の日」推進事業 最優秀・優秀作品

    各部門の最優秀・優秀作品をご紹介します。
    なお、掲載スペースの関係で、作文・小学生の部は最優秀賞のみ掲載します。

    幼児の部(絵画)

    ◎最優秀賞

     ◎三浦 正明 さん 「くすぐりっこ だいすき」

    ◎優秀賞

     ◎大住 舞衣 さん 「かきごおり おいしかった!」

     ◎髙桑 芽依 さん 「えいがかんにいった」

     ◎中村 圭吾 さん 「おうちからはなびをみているところ」

     ◎蒲生 結加 さん 「おばあちゃんとおまつりにいきました」

     ◎田邉 佑真 さん 「おまつりではなびをみました」

     ◎井上 聡太 さん 「かっこよかった きょうりゅう」

     ◎藤本 琴羽 さん 「かぞくでキャンプしているところ」

    小学生低学年の部(作文)

    ◎最優秀賞 大野 心之輔 さん 「お母さんがいる」

    お母さんが一日だけ入院する日、ぼくはさびしいと思いました。明日、学校から帰ったら、お母さんが「お帰りなさい。」って言ってくれるとわかっていたけど、一日だけのがまんだけど、いろんなことが心配でした。

    その日学校から帰ると、お母さんの

    「お帰りなさい。」

    が聞こえない。家がしずか。お母さんが作っていってくれた夕ごはんを食べる時もしずか。

    「お休みなさい。」

    も聞こえなくて、ねる時はすごくさびしい。お母さんがいないと気持ちがちがう。自分も暗いし家族も暗くなって、やりたいことができなくて、いろいろなことが大へん。

    次の日朝、おかあさんの

    「いってらっしゃい。」

    が聞こえなくて、ぼくはさびしくて、学校に行くのに元気が出なかった。

    それから学校が終わっていそいて帰ったら、お母さんの

    「お帰りなさい。」

    が聞こえた。すごくうれしかった。ごはんの時は、しゃべらなくても楽しい気がするし、お母さんの

    「おやすみなさい。」

    を聞いてねる時はすごく気持ちいい。

    お母さんがいると、家族も明るいし、心がかわります。

    ぼくは一日でもお母さんがいないと、すごくさびしいと思いました。


    小学生高学年の部(作文)

    ◎最優秀賞 峯岸 伸子 さん 「やさしかったおばあちゃん」

    「今日、おばあちゃんが緊急手術をしたの。」

    とお母さんが真剣な表情で言った。私は、すごくびっくりした。だって今まで元気なおばあちゃんの姿しか見た事なかったから。

    私がお母さんの実家に行くと、

    「のんちゃんは、いつも元気だね。」

    と、とてもよろこんでくれて、おいしい料理を作ってくれたり、おこずかいをくれた。

    いつも笑顔でやさしいおばあちゃんが、私は大好きだ。だから、おばあちゃん大丈夫かな?とすごく心配だった。

    さらにとてもショックな話があった。検査の結果、胃がんの細胞がおなかの中に広がって余命三ヶ月とのことだった。お母さんやお姉ちゃん、いとこたち皆がすごく悲しんでいた。おじいちゃんは、夜、何度も起きてしまい、ごはんが食べられなくなってしまった。私はその時、受け入れられなかった。

    皆でおばあちゃんと一緒にすごせるのこりの日々を大切にしよう。と話し合った。手術をした後、やわらかい物なら少しだけ食べられるようになって退院した。

    それから、お母さんは週に何日もおばあちゃんの所に通った。私も病院に付いて行き、車イスを押したり、おばあちゃんの大好きな歌を大きな声で一緒に歌ったりした。そんな私に何回も

    「ありがとう。ありがとう。」

    と言って、すごくよろこんでくれたから私はおばあちゃんの役に立てたかなと嬉しかった。

    しばらくして、だんだんとやせていき、ごはんがほとんど食べられなくなった。その姿を見た時、むねのおくが苦しくて‥‥

    言葉も出なかった。

    お母さんのきょうだいたちで作った感しゃじょうをわたした時おばあちゃんは、びっくりして、目になみだをためてすごくうれしそうだった。皆で大拍手を送った。決して世間からの表彰では、ないけれど、私は世界一の表彰式だと思った。

    ついにトイレも行けなくなり、話すことも、出来なくなった。けれど私が耳元で話しかけると口元がゆるみ、ほほえんでいる様だった。おばあちゃんのオムツがえをしていた時、突然、体がやわらかくなった。まるで、ねるむように天国へ旅立ちました。私は、次から次へとなみだがこぼれて止まらなかった。

    私は、今までの事がゆめみたいだし、まだお母さんの実家に行ったら、台所におばあちゃんがいる様な気がする。今でも時々、おばあちゃんとの思い出が心にうかび、泣いてしまう事がある。

    「おばあちゃん、これから時々、辛い事があるかもしれないけど、がんばるね。いつも空から見守っててね。おばあちゃんの肉うどんおいしかったよ。一緒に見たチューリップ園のチューリップきれいだったね。今まで、本当にありがとう。」


    中学生の部(ポスター)

    ◎最優秀賞

     ◎仁井田 芽依 さん 「家族っていいね」

    ◎優秀賞

    ◎川津 葉月 さん 「家庭の日」

    お問い合わせ

    あきる野市役所教育部生涯学習推進課

    電話: 代表042-558-1111 生涯学習係 内線3011/文化財係(五日市郷土館) 042-596-4069/公民館係 042-559-1221

    ファクス: 生涯学習係 042-558-1560/文化財係 042-596-1252/公民館係 042-559-1227

    電話番号のかけ間違いにご注意ください!

    お問い合わせフォーム


    ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます