小児用肺炎球菌ワクチンの切り替えについて
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小児用肺炎球菌ワクチンが、7価ワクチンから13価ワクチンへ切り替わります
予防接種法施行規則及び予防接種実施規則の一部改正により、平成25年11月1日から小児用肺炎球菌ワクチンが、7価ワクチンから13価ワクチンへ一斉に切り替わります。
新たに切り替わる13価ワクチンには、6種類の成分が追加され、従来よりも多くの肺炎球菌に対して予防効果が期待できると考えられています。
すでに7価ワクチンで接種を開始している方も、11月1日以降は13価ワクチンでの接種となりますので、残りの接種回数を13価ワクチンで接種してください。
▽ 接種時期の一部変更について
初回接種開始月齢が生後2から7か月の場合の追加接種は、これまで「初回接種終了後60日以上の間隔をおいて接種」とされていましたが、13価ワクチンでは、「初回接種終了後60日以上の間隔をおいた後で生後12か月に至った日以降に接種」となりました。
初回接種開始月齢が生後7から12か月の場合の2回目接種は、「生後12か月に至るまでに行う」から「生後13か月に至るまでに行う」に変更されました。
▽ 13価ワクチン導入までの接種について
小児の肺炎球菌感染症は、特に乳幼児期に重症化することが多く、問題とされる病気です。ワクチンの接種を遅らせたり、途中で中断してしまうと、十分な予防効果を発揮できずに肺炎球菌感染症を発症してしまう可能性があります。そのため、原則として11月1日の13価ワクチンの導入を待つことはお勧めできません。
※なお、下記の2つの条件を全て満たしている場合については、予防効果を維持できるとされているため、13価ワクチンの導入を待つことも選択肢として考えられます。
1 平成24年5月1日以降に生まれた方
2 生後2か月から7か月に至るまでの間に接種を開始し、7価ワクチンによる3回の初回接種を終了している方
小児用肺炎球菌ワクチン切替えにつきましては、厚生労働省ホームページに公開されている「小児肺炎球菌ワクチンの切替えに関するQ&A」もご参照ください。
お問い合わせ
電話: 予防推進係 2668、2669
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