(目的)

第1条　この要綱は、私有道路(以下「私道」という。)を市が整備することにより、市民生活の環境整備を計ることを目的とする。

(用語の定義)

第2条　この要綱において「私道」とは、公道以外の道路で常時一般の交通の用に利用されているものをいう。

(整備の種類)

第3条　整備の種類は、舗装、砂利敷及び構築物整備とし、私道整備工事申請書(様式第1号。以下「申請書」という。)による申請に基づき、予算の範囲内において行う。

(舗装整備)

第4条　前条の舗装整備に関しては、当該私道が築造後5年を経過しており、次の各号のいずれかに定める要件を備えているものについて行う。ただし、市長が災害対策又は住環境の整備若しくは地域振興上必要と認めるときは、この限りではない。

(砂利敷整備)

第5条　第3条の砂利敷整備に関しては、次の各号に定める要件を備えているものについて行う。

(構築物整備)

第6条　構築物整備については、別途定める。

(整備の制限)

第7条　既に整備した私道については、整備したときから次の各号に定める期間内同一整備を行わない。ただし、市長が公益上特に必要があると認めるときは、この限りではない。

(申請手続)

第8条　整備を受けようとする者は、申請書に次の各号の書類を添えて、市長に提出しなければならない。

(申請の審議)

第9条　市長は、申請書を受理したときは、あきる野市私道整備審査会(以下「審査会」という。)に諮り、整備を行うか否かを決定する。ただし、砂利敷整備については、審査会に諮ることを要しない。

(審査会)

第10条　審査会は、次に掲げる職にある者をもって構成する。

(所掌事務)

第11条　審査会は、次に掲げる事項について審議及び調査をする。

(庶務)

第12条　審査会に関する事務は、都市整備部建設課において処理する。