(趣旨)

第1条　この要綱は、あきる野市における寄附の受入れに関する事務の公正かつ適正な執行を図るため、寄附の取扱いについて必要な事項を定めるものとする。

(寄附の種類)

第2条　寄附の種類は、現金(現金に代えて納付される証券を含む。以下「寄附金」という。)及び寄附金以外の物件(以下「寄附物件」という。)とする。

(寄附の申出)

第3条　市に寄附をしようとする者(以下「申出者」という。)は、寄附金にあっては寄附申出書(寄附金用)(様式第1号)又はインターネットサイト上の所定の申込みフォームにより、寄附物件にあっては寄附申出書(寄附物件用)(様式第2号)により、市長に申し出るものとする。

(寄附金の使途の指定)

第4条　寄附金の申出者は、当該寄附金の使途について、次に掲げる事業のうちから指定することができる。

(寄附の申出の拒否)

第5条　市長は、寄附金又は寄附物件が次の各号のいずれかに該当すると認めるときは、寄附の申出を拒否することができる。

(受入れの可否の決定等)

第6条　市長は、第3条の規定による申出(インターネットサイト上からの寄附の申出を除く。)を受けた場合において、その内容を審査し、寄附を受け入れることに決定したときは寄附受入決定通知書(様式第3号)により、寄附を受け入れないことに決定したときは寄附辞退通知書(様式第4号)により、申出者に通知する。

(受入れに係る事務)

第7条　寄附金の受入れに係る事務は、総務部契約管財課及び商工観光部商工振興課が行うものとする。

(寄附金の納付方法)

第8条　寄附金の納付は、原則として次に掲げる方法によるものとする。

(寄附の受領)

第9条　市長は、寄附金を受け入れたときは、寄附金受領書(様式第5号)又は寄附金を受領したことを証明する書類により、寄附物件を受け入れたときは、寄附物件受領書(様式第6号)により、寄附をした者(以下「寄附者」という。)に通知する。

(寄附の返還)

第10条　市長は、寄附金又は寄附物件が第5条各号のいずれかに該当すると認めるときは、受け入れた寄附金又は寄附物件を返還することができる。

(寄附台帳の整備等)

第11条　市長は、寄附の状況を明確にするため、寄附台帳(様式第7号)を整備するものとする。

(寄附者への謝意等)

第12条　市長は、寄附者に対し、礼状により感謝の意を表するものとする。

(実施状況の公表)

第13条　市長は、この要綱に基づく寄附金及び寄附物件の内容等について公表するものとする。

(適用除外)

第14条　この要綱は、次の各号のいずれかに該当する寄附については適用しない。