令和元年度自主防災組織活動発表会を開催しました

  令和2年2月15日、秋川ふれあいセンターふれあいホールにおいて、防災・安心地域委員会主催「自主防災組織活動発表会」を開催しました。各地区の自主防災組織の代表が防災活動について発表しました。
　昨年度も行った自主防災組織活動発表会ですが、今回は7地区の自主防災組織だけではなく、昨年10月の台風第19号で被害を受けた山田下分自治会とボランティア活動に取り組んだ、あきる野市社会福祉協議会にも参加していただき、全9団体での発表となりました。
　当日は、各地区の自主防災組織の役員や地域防災リーダーなど、多くの方が出席するとともに、あきる野市長をはじめ、多くの来賓の皆さんにもおいでいただきました。
　台風第19号では、河川の氾濫や堤防決壊、土砂崩れなどにより、建物の浸水、道路崩落、橋梁の流出など大きな被害が発生したことから、台風に関連した活動発表が多くありました。浸水被害を受けた山田下分自治会の発表では、台風で風雨が強い中での安否確認の難しさ、台風が過ぎた後の災害ゴミなどの片付け、ボランティアに来てくださった方々の調整、怪しい訪問者による勧誘の防止に受付を設置したことなど、実災害を通じた貴重な経験を聞くことが出来ました。
　他にもドローンで空から地域を撮影し、危険箇所を確認する発表、避難所運営訓練、女性の視点を考慮した地域防災活動、まち歩きをして危険箇所を把握し、地図の中に落とし込む活動、ハザードマップと実災害を照らし合わせて確認をする活動、写真で台風の前後を比較して被害の大きさを確認した活動など、今後の活動の参考となる、とても充実した活動発表会になりました。

当日、発表した資料を添付いたしますので、今後の防災活動の一助にしていただきたいと思います。